みやこ町議会 > 2019-12-17 >
12月17日-04号

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  1. みやこ町議会 2019-12-17
    12月17日-04号


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    最終取得日: 2022-11-29
    令和 元年 第5回定例会(12月)───────────────────────────────────────────令和元年 第5回(定例)み や こ 町 議 会 会 議 録(第13日)                             令和元年12月17日(火曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第4号)                         令和元年12月17日 午前10時00分開議 日程第1 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問──────────────────────────────出席議員(14名)1番 内田 直志君       2番 肥喜里雄二君3番 柿野 正喜君       4番 中山 茂樹君5番 小田 勝彦君       6番 中尾 昌廣君7番 浦山 公明君       8番 大束 英壽君9番 柿野 義直君       10番 上田 重光君11番 原田 和美君       12番 熊谷みえ子君13番 飯本 秀夫君       14番 田中 勝馬君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名事務局長 前田 正光君     書記   吉武 博一君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 井上 幸春君   副町長 ………………… 三隅  忠君総務課長 ……………… 山見 紀幸君   財政課長 ……………… 荒巻  誠君会計課長 ……………… 長尾 勝芳君   行政経営課長 ………… 進  光晴君観光まちづくり課長 … 本吉 敏之君   税務課長 ……………… 村中 隆秀君総合行政委員会事務局長 …………………………………………………… 奥村 芳孝君教育長 ………………… 桝口 広二君   学校教育課長 ………… 川寄光一郎君生涯学習課長 ………… 中村 銀次君   住民課長 ……………… 秋吉 良晴君農業委員会事務局長 … 山野 和寿君   農林業振興課長 ……… 三角 房幸君保険福祉課長 ………… 田中 靖一君                     子育て・健康支援課長 ……………………………………………………… 亀田 国宏君都市整備課長 ………… 原田 陽二君   建築課長 ……………… 白川 義徳君上下水道課長 ………… 坂邊 芳則君                     ──────────────────────────────午前10時00分開議 ○議長(田中勝馬君) おはようございます。ただいまの出席議員は14名です。したがいまして、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。 では、これより議事に入ります。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(田中勝馬君) 日程第1、一般質問を行います。 16日に引き続き、通告順に質問を許可します。 通告順位6番、議席番号12番、熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 皆さん、おはようございます。12番、熊谷みえ子でございます。 きょうは、平和行政、また福祉に係る包括支援センターの問題、それから地域の交通行政など、この大きな3点の項目について一般質問を行います。 まず、平和行政についてのみやこ町のこれからの対応を伺うところでございます。 御承知のように、築城基地基地拡張計画が出ております。この概要について、現状、そして今後の予定などをぜひ調査をし、お知らせをお願いをいたします。 まず、航空自衛隊築城基地では、米軍のための弾薬庫、燃料タンク、庁舎、宿舎などの、沖縄普天間基地と同じ機能を持つ基地にするため、滑走路を海側に300メーター延長する建設計画が進められてまいりました。 これは、沖縄の負担軽減のためといいますが、沖縄県の調査でも、訓練移転により普天間基地所属機が本土に行っている間に、普天間には他の基地、外国の米軍基地から普天間を使用し、結局はふだんよりも飛行状況がふえている、このような実態が続いております。 普天間基地については、緊急時に民間空港が使えなければ、普天間基地は返還しないという条件もあると、このごろ明らかにされています。自衛隊及び米軍による施設の共同使用、訓練でお互いの基地を使う機会をふやすだけではなく、基地そのもの共同使用を拡大しようとしています。 アメリカの海兵隊、米海兵隊岩国基地所属の戦闘機が築城基地に緊急着陸するケースが続いています。これは、築城基地が緊急事態の第1の代替飛行場と位置づけられているからにほかなりません。住民の方からは、米軍の常駐化につながるのではと、不安の声が上がっています。 築城基地、特に米軍関係についての詳細な情報公開を求めます。米軍機が築城基地に飛来した場合、米軍再編にかかわる防衛や自衛隊との動向は全て公開をすべきです。 もう一つ、九州防衛局では、米軍の弾薬庫は自衛隊の施設として建設をし、自衛隊が管理するとしています。自衛隊の弾薬庫に米軍の弾薬を貯蔵することになります。弾薬の内容もわからないのに、火薬類取締法など法律上の問題はないのか。 また、米軍の弾薬について、防衛省は一切明らかにしていません。劣化ウラン弾の貯蔵なども否定はしておりません。どのような弾薬か明らかでない以上、安全が担保されない弾薬庫はつくるべきではありません。安全管理責任を問うものです。みやこ町として、この問題についてただしていただきたいと思っています。 また、今回、滑走路の延長に対して話がされてから間もないのに、突然、さらに14ヘクタールの新たな拡張計画が発表されました。これは、2019年9月の23日、本年の9月23日、新聞紙上で防衛省が築上町の築城支所地元説明会を開いたとの報道がされました。みやこ町は、この状況についてどのように把握をされていたのか、お伺いをいたします。 内容といたしましては、築城基地の南側、西八田地区の農地を14ヘクタール取得し、駐機場と滑走路、被害復旧訓練場など整備するためと言っております。取得費は、既に2020年度の来年度予算に概算要求をされております。築上町地元地区の方々は、反対の決議を全会一致で決めたと報道されております。今後、みやこ町としての対応はどのようにされるのかお伺いをいたします。 また、九州防衛局は、今回の基地の拡張は普天間の機能移転とは関係ないと言います。米軍の使用状況訓練内容についてどう把握しているのか伺います。 今回、前線での攻撃支援のための共同部隊三沢基地から移されます。共同部隊において、米軍の指導もあり得ることなども報告をされています。航空自衛隊戦術教導団航空支援隊とはどのような任務なのか明らかにしていただきたいと思います。 今、築城基地の危険性に対し、大変心配な事態が続いております。基地に関する情報公開をし、どう対応するか考えるべきと思います。将来ある子供たちのためにも、平和で安心できる郷土と住民の命をどう守るかが問われています。重要な問題と考え、この問題に対しての対応をお願いをいたします。 次に、包括支援センターの問題についてお伺いをいたします。 介護保険が、2000年4月にスタートをいたしました。介護保険は、介護が必要になったときに、公的な介護サービスを利用できるように、介護を社会で支える、このようにスタートをいたしました。 介護保険を利用するためには、役所に申請をしなければなりません。要介護度を認定し、認定結果が要支援1、2であれば、地域包括支援センターで相談をしていきます。各自のケアプランに基づいてのサービス提供をする事業者と契約を結んでまいります。 今回、地域包括支援センターを委託に当たっての協議状況についてお伺いをいたします。 来年度から運営を直営から民間に委託、そして、この半年の間、募集して、社会福祉法人が決定をされました。今後の行政での運営、連携のあり方など、どのようにするのかお伺いをいたします。 また、地域包括支援センターを民間に移すことによって、みやこ町独自の政策など、今後、町として取り組んでいく事業としてどのようなものが考えられるかお伺いをいたします。行政と委託先の連携のあり方、要支援者に不安を与えないような対策を求めます。 そして、みやこ町の地域包括支援センターの今の事業所の職員体制は次のようになっております。管理者1名、保健師1名と主任看護支援専門員1名、社会福祉士1名、介護支援専門員9名、認知症地域支援推進員1名、看護師4名、事務員3名となっております。今後、みやこ町としても人材を確保していくべきだと考えますが、今後のみやこ町の職員の体制はどうなるのかお伺いをいたします。 また、民間に今働いている方が移るとお聞きしています。身分保障についてどのようになるのか、身分の安定的な保障を今後どのようにお考えになるのかお伺いをいたします。 人材確保、これは、地域包括支援センターの趣旨である、高齢者が住みなれた地域で、尊厳あるその人らしい人生を送るためには、介護サービスを初め、福祉、保健医療、権利擁護など、さまざまなサービスを包括的、継続的に提供していく必要がありますとされています。この趣旨にのっとって適正に運営されるように、公正な運営を求めるところでございます。この対応について、今後どのようにするのかお伺いをいたします。 最後、3番目の交通行政でございます。 これには、道路などバリアフリーの視点から点検をと、行政区からの要望事項を再検討を求めるものでございます。 今、道路を歩いていても、切り張り状況舗装状況があります。これは、水道工事、そして各種の工事が時間を置いて重なることによって、パッチワーク状況に道路がなっている。このような状況を見ると、計画的にできないのか、その点についていつも思うところでございます。各課の連携をとりながら、そのような状況は解消をぜひしていただきたいと思います。 また、行政区からの要望事項を再検討することとしておりますが、各地区からの地域要望が町のほうに上がってまいります。これは、もちろん報告、各地域に対して報告なり、対応されていると思いますが、どうしても区長さんが毎年かわるとか、継続してされていないところは、そこの継続性が保てないような状況があると聞いております。 ですから、この地域とのそのような連携のあり方について、今後どのように、各課対応をどのようにしていくのかお伺いをいたします。 以上、大きな3項目についての壇上での質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) おはようございます。熊谷みえ子議員の質問にお答えをいたします。 最初に、平和行政築城基地問題についてお答えをいたします。 航空自衛隊築城基地における基地拡張計画の概要につきましては、九州防衛局から来庁の上、説明を受けました。内容としましては、各種事態や災害等が発生した際に、築城基地が他の基地からの航空機などをより効率的に受け入れるための駐機場の整備を初め、基地の南東側には、既存の滑走路被害復旧訓練場の移転のため、用地取得を計画しているということでした。 次に、航空戦術教導団航空支援隊についてですが、航空戦術教導団航空支援隊は、主にF─2飛行隊と連携して任務を行い、空対地作戦における航空火力の統制等を任務とする部隊であると聞いております。 島嶼部への攻撃を初めとする各種事態への対応能力の強化を図る観点から、令和元年度にF─2飛行隊が三沢基地から百里基地へ移動することに伴い、三沢基地に所在する航空戦術教導団航空支援隊を令和2年度に築城基地へ移動させると説明を受けています。 なお、戦術教導団の訓練の実施状況及び築城基地における年間計画については、公開してないというふうにお聞きをしております。 次に、包括支援センター委託に当たっての協議事項につきまして、2点質問がありましたので、続けてお答えをさせていただきます。 令和2年度から地域包括支援センターの業務は民間委託とすることとしていますが、現在、従事している介護支援専門員の大半が委託先の法人への移行を希望しています。そのため、地域包括支援センターが担当する要支援者につきましては、引き続き同一の介護支援専門員が支援しますので、不安を感じることなくスムーズに移行できると考えています。 また、社会福祉協議会との連携につきましては、委託後も引き続き保険福祉課において高齢者支援業務を行ってまいりますので、その部署が中心となって地域包括支援センター社会福祉協議会との連携に努めてまいります。 次に、地域包括支援センターが行っている独自事業としましては、高齢者社会参加促進事業、いわゆるサロンパス事業買い物支援事業としての移動販売、認知症の啓発や地域の交流を目的としたオレンジカフェなどを1例として、数多くの独自事業を行っています。 さらに、今年度以降におきましては、運動習慣定着促進事業としてのケア・トランポリン教室や、新たな買い物支援事業としての店舗への移動支援を計画しています。 委託後におきましても、関係機関と連携を図りながら、さらなる高齢者福祉政策に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、交通行政の中の道路などバリアフリーの視点から点検をにつきましてお答えをいたします。 現在、みやこ町の道路の改良の流れは、区長よりの地元要望書に基づき、職員による現地調査、交通量把握地権者等との協議を行いながら道路の幅員や構造を決定し、道路改良工事を行っております。 みやこ町における高齢化率は、福岡県内60市町村の中でも上位に入り、今後も進行していくと考えております。そのため、高齢者や障がい者などの移動等の円滑化を考慮して、道路づくりを実施する必要があります。 そのため今後は、老人クラブや障がい者などの各種団体との意見を聞きながら、誰もが安全に歩きやすい道路とするための道路改良工事を実施していきたいと考えております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 基地拡張の問題についてお伺いをいたします。 先ほどの最初の届け出では基地拡張計画だけになっておりますが、この間の事前のいろんな流れがあっての滑走路の延長の問題について、再度お伺いをいたします。 これは、日米同盟と未来のための変革と再編という、これが日米同盟の指針となる考え方として、司令部の連携向上、相互運用性の向上が重要などと、ツープラスツー、これはその中で決められ、そして築城基地、宮崎の新田原基地での使用がうたわれているわけです。 そのことについて、みやこ町として、今後、滑走路の延長が具体化をされてまいりました。確かにみやこ町の所在地ではありませんが、近隣市町として、騒音被害、そして危険性がますます高まっていく、そのような状況があるわけでございます。その点について、再度町長の見解を求めたいと思います。 なぜ築城基地がこのように危険な状況になっているのか。そして、岩国に今、米軍基地が置かれています。岩国の海兵隊のこれは新聞記事、ごらんになっていると思います。海兵隊が飛行中に読書や自撮りをしていたと。大変危険な状況での飛行がされている。そして、一番問題なのは、この中で、岩国基地の緊急時使用を築城基地が担っているということになっている。この間、何回か飛来をしています。 そういう中で、大変危険な状況を抱えている基地だという認識を、町長としてぜひ持っていただきたいと思いまして、今回、一般質問に上げさせていただきます。その点についての町長の見解を求めます。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 大変難しい問題なんですけども、私の思うところなんですけども、我々が安全で安心して生活できる、これは、国を守っている方がおられるから、我々がこうして今平和で暮らしておられるんではないかなと、そういうふうに考えております。 そういう中において、今回、国のほうからの話でありますけども、こういった基地の拡張とか、いろんな話が出ているようでございます。我々としては、基地の、地域の安全安心を守るためには、そういったことが起こらないように、そういうことはちゃんと申し上げているところでございますが。 これは、国のほうの考えでありますので、町としてどうするのかと、そういった意見は大変難しいところがあろうかと思いますけども、町としては、このみやこ町の区域内において安全安心が保たれるようにと、いつもそのことは防衛省のほうにもしっかり申し上げているところであります。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 先ほど質問の中に入れておりますけれども、弾薬庫の問題です。自衛隊の弾薬庫に米軍の弾薬を貯蔵すると。これは、日本全国でも明らかになっている、先ほどの劣化ウラン弾の貯蔵ですね。これは、このような施設をつくるときは、当然日本の法律に基づくもの、火薬類の取締法に基づく施設対応がされてきたと思います。 しかし、内容がわからなければ、これをどのように安全性を高められるのか、そこが明らかではありません。先ほどの町長のお言葉ではございますが、そのような一つ一つの課題に関しては、きちんと町として問い合わせをし、このように危惧をしているんだということをぜひ明らかにしていただきたいと思います。その点について、町長はどのようにお考えなのかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 先ほども申し上げましたように、安全安心をしっかり確保するようにということは、これまでも再三厳しく要望し、お願いをしてきているところです。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) その次の問題点について、もう一度、再度お伺いをいたします。 今回、西八田地区の農地の土地取得の問題です。このことは、私どもは新聞紙上で知らされていたと。みやこ町においてはどのように報告をされていたのか、この点について説明はどのように受けていたのかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 進行政経営課長。 ◎行政経営課長(進光晴君) 九州防衛局から説明を受けました。内容的には、今議員がおっしゃられたように、報道の中身に出ていたという形のとおりではございましたが、中身につきまして、必要性、それからこれからどういうふうにしていくのかという、そういった、余り詳細についての説明はございませんでしたけれども、説明は受けております。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員
    ◆議員(熊谷みえ子君) 地元の今津地区の方々の思いなんですけども、10月8日にこのことを知って、大変心配をされていると。緊急時における具体的な使用形態は、米軍の運用任せになる可能性があると。そして、緊急時のための平時の訓練を実施する場合、地元に対して事前通知をするかしないか不明であると。また、オスプレイの問題、危険性の問題、それから沖縄での重大事故の問題等が指摘をされています。 また、この農地については、14ヘクタールでございますが、防衛省の土地になると全耕作面積の38%を失うことになると。農事組合法人の効率的な、安定的な経営基盤が揺らぐというふうにされています。そして、ここにも、嘉手納弾薬庫劣化ウラン、核の貯蔵施設としての嘉手納弾薬庫が以前から指摘されていると。これは、米軍の運用次第で倉庫になり得るというふうに心配をしています。 そして、ここにもう一つ、騒音基準を示す、うるささ指数について、この中での値が75以上の区域が、国の防音工事の対象となっているということになっています。 このような、従前から周辺にお暮らしの方々の心配は山ほどあるわけですね。地元住民の安心安全を確保するなら、基地をこれ以上拡充しないのが望ましいとして、決議を上げております。 この計画は、実は大分前に1回出されているんですけれども、地元の方々の反対によって中止となっています。今回、再度このように具体化されてきたのは、米軍が先ほどの滑走路延長、庁舎、そのようなものを建設する必要があるとされたことによって、さらに再度改めて出てきたものでございます。 ただ基地の拡張だけではなく、今回は被害復旧訓練もされていると。これからですね。これは、アスファルト舗装をはつって、そこをまた補修すると、いろんな形での事業ですね。これは、まさに騒音も大変心配される事態が起きるのではないかと思います。 みやこ町としては、騒音の問題が一番肝心だと思います。この問題について、地元の方々は、本当に身の危険を感じる位置まで飛行機が飛んでいる、低空飛行をしている実態を身近に感じているわけです。この点について、町としてもきちんと状況を把握をし、そしてその都度、防衛省に要望よりも抗議をぜひ申し入れていただきたいというふうに思いますが、その点はどうでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) おっしゃるとおり、騒音等のこともありますので、我々も要望することもありますけども、今議員がおっしゃったように、厳しい口調で、抗議のような感じで常にそのことは申しております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) もう一つ、ここに全国知事会の提言を御紹介をいたします。 米軍基地負担に関する提言といたしまして、日米地位協定の改定を上げています。そして、その最後には、米軍人等による事件、事故に対し、具体的かつ実効的な防止策を提示し、継続的に取り組みを進めること。米軍の常駐化につながるというふうな心配が、先ほど地元の方の訴えを御紹介いただきましたけれども、もしそのような事態になれば、この地位協定の見直し、このことが問われてまいります。 また、飛行場周辺における航空機騒音規制措置について、周辺住民の実質的な負担軽減が図られるための運営を行うとともに、同措置の実施に伴う効果について検証を行うことと。これは、大変長い文章なんですけれども、米軍基地があるゆえの心配、このように、全国知事会についても申し入れをすると、提言をするというふうになっております。ぜひこのような運動と一体となった動きをぜひつくっていただきたいというふうに思います。 町長、この点については、全国知事会の所見に関してはどのようにお考えか伺います。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 日米協定につきましては、私も昔から、その中身も読んで、勉強もしてきたつもりであり、どういうものか理解をしております。 しかし、この問題は国の問題でありますので、国会議員の方がしっかりこの防衛問題、日米協定をどうするかということを私は議論をしていただきたいし、我々地方でつくるのは条例でありますので、条例の中でできることはしっかりやっていきたいし、また、全国知事会の方々のそういった意見も見ていきながら、どういうふうにしたらいいのか、町としてもしっかりとした対応はしていかなければいけないと、そういうふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 今般、築城基地拡張反対の意思を表明することを求める要請として、議会にも請願を提出をしているところでございます。ただ、委員会での継続審議となっております。みやこ町に対しても、井上町長に対して、今の意思を表明することを求める要請書を提出をさせていただいております。 これは、去る6月に、築城基地拡張反対と、そのような問題で、築城において、1,500人を集めての集会をいたしました。その中での、本当に皆さんが心配する中で、この築城基地米軍基地化を許さない、京築住民会議というものが立ち上がりました。このような皆さんの思いをぜひ酌み取って、今後、みやこ町としても、住民の皆さんの命と安全を守る立場でぜひ対応を求めるところでございます。 以上で、基地の問題については終わらせていただきます。 私といたしましては突然と受けとめたんですけれども、地域包括支援センター民間委託の問題です。 この間、阿蘇市等に研修に行かせていただきましたが、阿蘇市の場合は社会福祉協議会ということでした。従来から、社会福祉協議会とは、町として連携をきちんととれていたと思います。社会福祉法人ですから、ノウハウがあるのはわかっておりますし、その中での今後、メリット、デメリットがあると思うんですよ。民間委託にするに当たっての一番のメリットとするのが、人件費の抑制であるというふうになっております。 この点で、先ほど処遇の改善の問題を、身分保障を申し上げましたけれども、その点について、今後、みやこ町の対応をお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 現在、本町で雇用をしております嘱託・臨時職員の身分保障といいますか、そういった観点でございますけれども、本町での雇用につきましては、行政という性格上、1年という契約という不安定なものでございます。また、給与等、処遇面でも、福祉関連の人材不足、それから需要増大という社会的な課題を考慮いたしましても、決していいほうではございませんでした。 そういったことから、職員の中には、よりよい待遇や安定した継続雇用を求めるために、年度途中で退職をされる方もいたところでございます。委託法人では、待遇といたしまして、嘱託職員以上の処遇、正規職員というような感じで、賞与や交通費など支給され、また、正職員としての安定雇用が可能となったものと認識をしております。 9月議会の全員協議会で説明をさせていただいた直後に、現在働いていただいている方々への配慮をするために、早速概略は伝えてきたところでございます。また、その後、2週間以内に、1回目の全員の個別面談を行いまして、御本人たちの意向を聴取するとともに、受託事業者決定後につきましては、希望者について、優先雇用についての配慮をお願いしてまいりました。 また、給与等、処遇面につきましては、受託法人の制度になりますけれども、現状同等以上の処遇をお願いしてまいったところでございます。 現在、委託法人と各職員との面接がほぼ終了した段階でございまして、各職員の個別の事情もございますけれども、大半の職員が法人への移行を希望していますので、スムーズな引き継ぎができるものと認識しております。今後も丁寧な対応に努め、不安がないよう努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 今回の地域包括支援センターの応募要領によりますと、1年単位の契約になっております。今回、1年単位にした理由等をお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 委託期間でございますけれども、御指摘のとおり、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間ということとしております。委託契約につきましては、基本、予算における原則といたしまして、単年度で執行されるための1年の契約としているところでございます。 ただし、センターの運営事業者と利用者、または他事業所との信頼関係の構築やセンターの運営の安定性を考慮し、問題がなければ、毎年契約の更新を行ってまいりたいと考えております。 ただ、契約の途中においても、町またはみやこ町地域包括支援センター運営協議会において、その業務の実施につき著しく不適当と認めた場合につきましては、介護保険法及びこれに関連する政省令等に定める事項に違反した場合につきましては、契約を中断してまいりたいと考えております。 なお、高齢者福祉施策や介護保険事業の推進や計画につきましては、3年ごとのサイクルで行われることから、先進自治体では3年間の委託契約をしているところもあります。来る令和3年度から5年度までの第8期の介護保険事業計画を踏まえ、その期間と委託契約を合わせることも有効と考えますので、その際には債務負担行為の設定など、手続についても検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) まず、1年でどのように判断するのか、大変この要綱を見て心配になったわけですね。そういう中では、社会福祉法人で実績もあるところというふうには伺っておりますけれども、町としての判断のよりどころをどの点に置くのか。そして、地域包括協議会の決定によるものとされておりますので、その点について、資料なりきちんと出して、委員の方々に判断をしていただくことが必要かと思います。 1度委託をしたからといって、その点の変更するというのは大変難しいというふうに考えます。その点については、基本は継続を考えているとは思いますが、その点について再度お伺いし、それから、なぜそれを言うかといいますと、今、町雇用の方が、その地域包括支援センターに異動する。そこでまた1年雇用ということになれば、大変その方々の身分保障が損なわれると、そういうふうな状況が想定されるので、この要綱を見た段階で大変心配になったところなんですね。その点について、町としてはどういうふうに、法人とお考えなのかお伺いをいたします。協議をですね。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 法人を今回公募をいたしまして、それを選定をいたしました。去る11月5日の日に、みやこ町地域包括支援センター運営協議会を開催いたしまして、事業者からのプレゼンテーションを受け、公平・中立性、職員配置など、細部13項目について、各運営委員からの評価をいただき、賛成多数で委託法人として適任の採決をいただいたところでございます。 来年度以降につきましては、適時、こうした地域包括支援センター運営協議会を開催をいたしまして、法人と連携をいたしまして、その運営状況についてチェックをしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) この要綱には、地域包括支援センター運営に当たっての応募動機というものが掲載されています。このことについて、どのようになっているのかお伺いをいたします。 それから、公平性・中立性確保のための方策等を問われているところでございますが、この件に関してはどのように回答がされているかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 まず、法人からの応募動機ですけれども、民間法人ということで、利益の追求というようなことが懸念をされておりますけれども、法人から強く私どもにアピールがあったものにつきましては、地域の社会福祉の向上という、そういった大きな目的のあるものでございました。 それから、公平・中立性へという観点でございますけれども、そういったものについては、法人の持っているグループ事業所がございますけれども、それに限らず、みやこ町のいろんな民間の事業所、介護保険事業所を、そういったものを含めたところで、いろいろなパンフレットをつくったり、そういうことで、いろんな住民の方が、いろんな選択ができるようなことをしたいということのプレゼンテーションがあったものです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 民間委託に当たってのメリットというものが、時間外対応がスムーズにいくということが上げられています。しかし、この件に関しても、一応夜間のはないんですよね。それで、ただ、そのことに関して対応はするようにということは1項目入っています。そこを担保する具体性の何か方策は提示されていますかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) 町からは、そういった面で1行入れておりますけれども、法人からは、本体事業に常日ごろから24時間365日、職員がいますので、それによる短時間での連絡がつくということで、すぐ対応はできるということで、プレゼンテーションの中でそういったPRをしていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 勤務時間は午前8時半から午後5時までというふうになっております。なお、業務時間以外であっても、地域の住民、関係団体への会議の出席を求める場合もあると。これは、地域包括支援センターがうたわれている条例も何件かありますので、その出席かと思いますけれども。 そして、勤務体制等により、電話等により、24時間対応可能な連絡体制を確保することという一文は入っているんですけれども、要するに具体的に包括支援センターとして、どういう具体的な対策を考えているのか、それが具体的に示されていたかどうかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) 具体的には特には示しておりません。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 24時間対応がいいというふうに、これがメリットの中入っております。そのようにメリットとして示されているならば、それに具体性な対応をどのようにとっていくのか、その点が必要かというふうに思います。 それから、体制の問題ですけれども、基本的には、今までのみやこ町運営上の人員体制かと思いますけれども、これからの、今100%、みやこ町の雇用職員が行ってしまうのか。 なぜかといいますと、みやこ町で働きたいと、そういうふうにおっしゃる方がいなかったのかなというふうに思うんですよ。それをなぜ言うかといいますと、包括支援センターだけではなく、みやこ町独自でいろんな対応を求められる場合があると思いますので、そこら辺の本人との確認も含めて、人材確保という観点から、何人か残っていただけるような方はいないのかどうか、そのような必要性は感じていないのかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 委託後の法人には、センター長1名、保健師1名、それから主任介護支援専門員1名、社会福祉士1名、介護支援専門員9名、看護師3名など、合計17名の体制としております。 しかしながら、委託後も町として必要な専門職を確保し、主体となって事業を行っていかなければならないということで認識をしております。それは、主なものといたしましては、地域包括ケアシステムにおいて、介護予防が最も重要と考えておりますので、その中でも認知症対策というものが大きな割合を占めていると考えています。 国による、65歳以上の高齢者の認知症患者数と、その有病率の将来推計でございますけれども、令和7年度には約700万人、実に65歳以上の5人に1人になると見込まれております。そのような状況に備えまして、本町では、認知症になっても住みなれた地域で自分らしく暮らし続けられる共生を目指し、認知症バリアフリーの取り組みを進めていくとともに、共生の基盤のもとに認知症オレンジカフェなど、通いの場の拡大など、予防や備えの取り組みについても進めてまいります。 包括支援センター委託後につきましても、認知症地域支援推進員を町が雇用し、主体となって連携を図りながら、各施策を実施してまいりたいと考えております。 また、権利擁護、高齢者虐待につきましては、高齢者虐待防止法において、市町村を第一義的に責任を有する主体として、地域包括支援センターを市町村の業務を委託する主体として位置づけていることを踏まえますと、町に対して同法に規定する業務を主体的に行う役割を求めているものと考えられます。 虐待を初め、困難事例に対応する専門職である社会福祉士につきまして、町で雇用して、その対応に引き続き当たってまいりたいと考えております。 さらに、大きな柱といたしまして、生活支援体制整備事業や介護予防事業、具体的にはサロン活動等でございますけども、高齢者が生き生きと暮らすための地域の活動の場として、そういったサロン活動をしておりますので、それにつきましては、引き続き保健師、看護師については、町のほうで雇用してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) みやこ町の福祉施策において、私は、地域包括支援センターを町としての運営をしていることについて、大変私は有利であるし、福祉に対する姿勢を評価してきたところなんです。 ところが、今回の民営化でございます。そういう中で、出された中で、よりよい地域包括支援センターの運営をやっていただかねばなりません。みやこ町として、住民の皆さんに決して不安を与えるようなことにならないようにしていただきたいと思います。 今後の流れでございますけれども、12月の中旬にセンター開設準備協議届け出申請で、1月上旬で事務引き継ぎ、そして担当者の研修参加と、4月1日でスタートということですけれども、これは内部的なものなんですね。対町民の利用者さんの立場においては、大変来年4月1日からの実施というのは心配を与えることではないかというふうに考えております。 確かに行く方は違うんですけれども、それは町雇用の方じゃない方になってしまうわけですね。そこら辺を町としては、住民の皆さんの周知、それから事業者さんへの周知等はどういうふうにお考えなのか。よりよい、スムーズにいくように、その点について、どのようにお考えなのか伺います。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただまの御質問にお答えをいたします。 体制が行政から民間法人に変わるということで、住民の皆様の不安があるかと思いますけれども、住民の皆様からの相談事業、それから今の介護保険事業特別会計の中で予算の一番大きな、ケアマネジャーによる要支援者へのケアプランの作成やフォロー、そして相談員や訪問看護師による安否確認や、健康状態を把握するための訪問支援など、直接住民の皆様と接する事業については、支援する職員が担当地域なども変わらず、今までどおり顔と顔を合わせて、これから出向いていく、こちらから出向いていく体制を今までどおりとることで、何ら変わらず、そしてサービスが低下しないよう、安心していただけるよう、引き継ぎ、環境づくりに努めてまいりたいと考えております。 現在、要支援者の方々や、また安否確認による訪問など、住民の方と接する機会がありますので、そういった機会を捉えまして、どう変わるのか、パンフレットやチラシなど周知を図る物を直接配布、説明することで、その不安については取り除いてまいりたいと考えております。 また、関係事業所とも会議などを持つようにいたしまして、スムーズな連携、それから引き継ぎに努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) きょう、担当課にはお示しをしたんですけども、県内の市町村における介護予防・日常生活支援総合事業の実施状況という比較表がございます。 その中で、みやこ町がしていないものが、サービスBとしての住民主体の自主活動としての生活援助、布団干し、階段の掃除、サービスD、移送前後の生活支援、通所型サービス送迎、サービスA、通所型のサービス内容として、ミニデイサービス、運動レクリエーション、サービスB、体操、運動等の活動など自主的な通いの場。これが、先ほど町長がおっしゃった、ケア・トランポリンが該当するかなとは思います。 そういう中で、福岡県下、以上の言ったことを取り組んでいる自治体があるのにかかわらず、一応集約がされていないと。その類似するような施策はあるというふうに今理解しておりますけれども、今後、この現在、委託をするに当たって、この項目については抜けていると思うんです。 ですから、その件に関して、みやこ町としてぜひ取り組んでいっていただきたい。そして、県内の各自治体等も見ていただいて、取り組みを始めていただきたいと思いますが、きょうのきょうで申しわけないですが、検討できればと思いますが、お伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 議員から御提案のございました、県内市町村における介護予防・日常生活支援総合事業の実施についてですけれども、訪問型のサービス内容の中で、例えばサービスBというものがございますけれども、そういったものにつきましては、類似するものといたしまして、福祉係のほうで寝具の乾燥の事業とか、そういったものはしております。 また、サービスDについてでございますけれども、これにつきましては、先ほど町長も回答、答弁いたしましたけれども、買い物支援の移送事業というような、そういったものについて、今後計画をしているということでございます。 また、通所型のサービスAというものにつきましては、サービスCという中の短時間ということで、これについては有効と考えておりますので、今後検討をしてまいりたいと考えております。 また、通所型のサービスBでございますけれども、そちらについては、現在、自主的な通いの場ということで、みやこ町ではサロン等がこれに該当しますので、住民主体の活動の場となりますけれども、今後とも充実をさせてまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても、委託後におきましても関係機関と連携を図りながら、さらなる独自の高齢者福祉施策に取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) ありがとうございます。ぜひ民間委託の業者任せというか、法人任せにならないように、みやこ町としても独自の政策をぜひ進めていただきたいというふうに思います。 みやこ町も高齢化が進んでまいりました。本当に住みなれた地域で安心して暮らせる、自宅で安心して介護をしていける、家族の方とともに暮らせる、そのようなまちづくりと、そして緊急時には、安心して施設に預けられるようなことなど、グループホーム等、またいろんな施設整備等、いろんな課題があると思います。近隣市町村等も介護保険は協力しながらやっているわけでございますので、そこら辺の整備等も進めていただきながら、よりよい介護を進めていただきたいと思います。 本当に今、介護保険の改悪が続いています。今般、この介護保険を受けるに当たっての、ケアマネジャーのこのプランが有料化の動きがあります。今後、介護度1、2の要支援化から、本当に介護保険制度の改悪が進んでいます。そういう中で、みやこ町としての横出し、上乗せの介護サービスを、どのように住民の皆さんにとってよりよい生活ができていくのか、この立場でぜひ考えていただきたいというふうに思います。 この包括支援センターの問題については終わらせていただきます。 そのまま、済みません、最後になりましたけれども、基本的には町長に回答いただいております。道路に関して、このごろ、高齢者の方のシニアカー、ああいう運行を見ていましても、大変心配だと。それから、自転車の専用道路が、みやこ町はないですよね。ですから、自転車等の危険な地域とかもある中で、道路のでこぼこが大変気になるわけですね。 そして、この前、ああ、きれいに舗装して、車が通りやすくなったと思った途端に、また道路工事が何か始まっていると、そういう地域が見受けられます。その点に関して、再度、地域の方々の要望も含めて、そして各課の横の連携をぜひとっていただきながら、この件に関しては進めていただきたいというふうに思います。 この件に当たって、各担当課においては、地域要望をそれぞれ伝えております。その後、また何件か寄せられておりますので、その具体的な問題については、ぜひ担当課と示しながら、具体的な解決をぜひ御協力をお願いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで暫時休憩といたします。再開は11時10分からといたします。よろしくお願いします。午前10時58分休憩………………………………………………………………………………午前11時10分再開 ○議長(田中勝馬君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 通告順位7番、議席番号11番、原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 皆さん、おはようございます。11番、原田和美です。 ただいまより一般質問をいたします。 1点目が、築城基地についてお聞きいたします。 築城基地は、滑走路の拡張、自衛隊員の宿舎等の建設をすると聞いていますが、行政は防衛施設局、築城基地との話し合いをしましたか。これは熊谷議員も聞いておりますので、ダブるところもあると思いますけど、回答をよろしくお願いします。 2点目が、みやこ町条例についてです。 1点目が、林道関係の条例についてをお聞きいたします。2点目は、町営住宅の条例についてをお聞きいたします。 3点目は、みやこ町給食センターについてです。 町内の小中学校の生徒数と1食にかかっている給食費と保護者の負担は幾らかをお聞きいたします。 4点目は、みやこ町職員採用についてお聞きいたします。 今回より、面接試験が先で、筆記試験が後回しにしての方法をしているが、している市町村があるかお聞きいたします。 以上4点につきまして、壇上からの質問を終わります。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 原田和美議員の質問にお答えをいたします。 最初に、築城基地について、滑走路拡張等についての質問にお答えをいたします。 現在、航空自衛隊築城基地で滑走路の延長を初めとする改修等が進められておりますが、これは、日米両政府が平成18年5月に再編のための日米ロードマップにおいて、緊急時の使用のための施設整備を普天間飛行場の返還前に必要に応じて行われることの合意に基づき実施されるものです。 また、築城基地における基地拡張計画については、各種事態や災害等が発生した際に、築城基地が他の基地からの航空機などをより効率的に受け入れられるための駐機場の整備や既存の滑走路被害復旧訓練場の移転のため、基地の南東側の用地取得を計画している旨を九州防衛局から説明を受けております。 まず、昨年6月に滑走路延長のための測量や関連調査を行う旨の報告があり、同じく昨年10月には滑走路及び誘導路の改修・延長のほかに、駐機場、燃料タンク、弾薬庫、庁舎、宿舎、倉庫の整備について報告を受けております。 直近では、滑走路延長について、本年9月に海上ボーリング調査を実施する旨の報告を受けており、施設整備につきましては、設計がおおむね完了したとの報告を受けております。 築城基地の拡張や施設整備につきましては、周辺住民に対して不安を与えることのないよう、町としましても適宜情報提供を九州防衛局に要請をしているところであります。 次に、条例についての質問でございます。林道、住宅の条例の質問にお答えをいたします。 みやこ町には、18路線、旧犀川8路線、旧勝山9路線、旧豊津1路線の林道があり、みやこ町林道維持管理に関する条例をもとに、みやこ町が管理しております。 みやこ町の現在の林道の状況ですが、平成28年度には蔵持山線が開通し、現在も県代行により西犀川線が建設されております。この西犀川林道は赤村上赤地区とみやこ町犀川帆柱地区をつなぐ重要路線です。 林道の管理を行う上で、みやこ町林道維持管理に関する条例第11条に林道使用の積載量を、自動車5,000キログラム、牛馬車1,800キログラムと制限をしておりますが、大型車両が林道を通行するところもあることから、実情と合わない部分もあるため、現地調査をし、積載量の見直しも含めて、条例の改正を考えてまいりたいと思っています。 次に、住宅の条例についてお答えいたします。 みやこ町営住宅条例第27条第2項の規定により、町営住宅の増築部分については、住宅を明け渡す際には入居者の費用で原状回復又は撤去を行うことと規定されており、原則、入居者が増築部分を撤去することとなっており、住宅の退去者に撤去していただいております。 しかしながら、今回の上荒谷団地における退去・仮移転につきましては、町の町営住宅建てかえ事業が起因となり、入居者には多大なる御迷惑をおかけして退去を余儀なくされたものであり、通常の入居者の都合による退去とは異なることから、上荒谷団地の増築部分につきましては町で解体することとしております。 次に、町職員採用試験についての質問にお答えをいたします。 近年、市町村においては、地方分権や行財政改革、住民ニーズの多様化等に対応する必要に迫られる中で、景気回復による民間企業の人気の高まりや自治体間の競合等によって、全国的に公務員試験の受験者が減少する傾向にあります。 みやこ町においても、昨年、一昨年の受験者数を見ますと、それぞれ11人と13人となっており、より優秀な人材を採用していくためには、多くの受験者を確保することが喫緊の課題となっておりました。 全国の先進自治体では、従来の公務員試験の方法を見直し、従来の筆記試験を廃止し、面接重視の試験を実施しているところが数多く見られます。 そこで、本町におきましても、本年の採用試験は、受験しやすい環境づくりに努めて、従来の方法を変更させていただきました。 まず、公務員試験の専門試験の特殊性が受験者が敬遠する一因となっていたため、専門試験を廃止し、そのかわりとして、これまで以上に人物重視の試験にするため、1次試験に全員面接を導入したところです。 また、これまで京築地域で同一日に実施していた1次試験とは別日に試験を実施するなどした結果、今年度の受験者数は102名に達しました。 御質問の採用試験において、1次試験で筆記試験の前に面接試験を実施している自治体ですが、全国各地で多くの自治体が導入しています。1例ではありますが、埼玉県久喜市、静岡県磐田市、大阪府東大阪市・森口市、京都府京都市・福知山市、兵庫県西宮市・明石市、福井県小浜市、佐賀県多久市等で、1次試験に全員面接を導入しています。福岡県内においても春日市や北九州市の特別枠等で、1次試験に全員面接試験を導入しています。 採用試験は、より優秀な人材の確保と同時に、その実施に際しては公平性、公正性が求められるものです。今後もこれらについて留意しながら、より多くの方にみやこ町職員を目指していただく環境づくりに努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 教育問題につきましては、教育長から答弁いたします。 ○議長(田中勝馬君) 桝口教育長。 ◎教育長(桝口広二君) 児童生徒数及び学校給食費の負担に関する御質問です。 児童生徒数については、平成31年3月末時点で、小学校900名、中学校425名の合計1,325名です。 次に、1食にかかる給食費についてです。 学校給食事業の運営にかかる施設・設備の整備費や修繕費、光熱水費、人件費等は町が負担しており、平成30年度の調理などにかかる経費は1食当たり323円となっております。 保護者には食材料費相当額を負担いただいており、小学校では令和元年9月分まで月額4,190円、日額230円、中学校では月額5,010円、日額280円となっております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) まず初めに、築城基地についての説明がございました。 今まで行政が言っておりますとおり、旧豊津町の10地区の範囲においては、NHKの受信料が半額であったのが、ことしの初めからか全額になりましたよね。そういう話し合いは防衛施設局と行政はしたんですか。 ○議長(田中勝馬君) 進行政経営課長。 ◎行政経営課長(進光晴君) いわゆるNHKの受信料半額の助成がなくなるということで、事前に九州防衛局、それから防衛省のほうからは説明があったんですが、これはなくさないでくれという形で何度か申し入れは行っておりましたけれども、結果としてはかなわなかったという形にはなってございます。 また、その財源についてどうなるのかということもあわせてお尋ねをさせていただきましたが、今現在、防音工事、それから建具復旧等の予算に回して、できるだけ早目に、とにかく今やらないといけない防衛のほうの事業をやっていきたいということで、理解いただきたいという形で説明は受けております。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 全額負担をしなさいというのであれば、してもいいんよ。しかし、騒音が、今から30年前に測定したと思うんですよ、立ち退きとか。どこまで防音するという区域を、75とか、85とか、80とか決めたと思うんよ。しかし、今から30年前の騒音でしょう。30年たって、今の騒音は測りましたか、みやこ町。測ってないでしょう。 それで、主婦からしたら、たとえ受信料が半額やったんが全額払うとなったら大変困ると思うし、まして、騒音が激しくなって、受信料が上がるということ自体が不思議なんです。みんなこれ、10地区の人言っていますし、また、築上町の意見も聞くと、築上町もそういう問題を今防衛庁に交渉しているというような話がありますがね、みやこ町はそういう話し合いをすることを、防衛庁とすることを望んでいますか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 議員おっしゃるとおり、騒音等の問題、私も議員の上空に激しく飛行機隊が通るということは存じ上げておりますけども、我々としても、全国の基地協議会等があって、厳しくそういうところは要求をしているんですが、防衛省のほうの御存じのように予算等も厳しいということで、なかなかそういうところの予算がつかないということで、本当に全国の基地会では厳しく、その辺はお願いをしているような状況であります。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 今からね、俺がまだ小学校6年生ぐらいのときやけど、築城の飛行場の飛行機から油タンクが、俺のとこの田んぼに落ちていたことあるんですよ。そういう危険性も伴ってるからね。まして、今はもうF何とかいうて、早く上がったり、電話しよっても、それは、町長も知ってるように、ちょっと待ってくださいと言ったら、相手から何か電話をおちょくっちょるんかと言われるようなこともあるような状態やから、もう少し防衛庁、国が国民を思うんなら、町も町民を守らないけんのやから、そこんところの交渉はしっかりしてもらわんと、何のために協力してくれということに対しての協力しているかわかったもんやないし。 今後、30年前の騒音したあれやから、騒音を町自身でやってくださいよ。それで立ち退き区域とか、防音する区域が広がると思うんですよ、今まで以上に。防衛省に測定をしなさいと言ってだめやから、町が独自で騒音のあれをしてください。 それで、その結果が出たら、旧豊津町には10地区の基地対策委員会があるんやから、そこに何らかの形で知らせて、こういうことありますよということを知らせなね。1年間に1回、総会に出ていっていますけど、それだけでは何の要望もわからんと思いますので、そのところは、基地についてはしっかりやってください。これはお願いですけ、よろしくお願いします。 ○議長(田中勝馬君) どうですか、騒音の調査。再度。進行政経営課長。 ◎行政経営課長(進光晴君) 地域の騒音の現状については重々わかっているつもりでもございますし、町としてもいろいろ、騒音測定も現在も行っているところではございますが、これを、測定の見直し、いわゆるこれまでコンターというふうに言われておりましたが、そのコンターの見直しについてどうなのか、どういうふうに進んでいいのかというのは、全国的な状況を見ながら、またこの部分につきましても慎重に、それからかつ安全、それから住民の方の不安とかを払拭できるような形で、慎重に進めていきたいなというふうに考えているところでございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 騒音については、町長、しっかり調べてください。それで、もし行政だけが交渉行って悪いというんやったら、町民代表も連れて防衛施設局に行って交渉せんと、施設局やらは、金を出すまいと思っているんだから、国民は苦しむ一方やから、自分たちの金を使うことは余りあれせんで、国民に金使うことについては出すまいと思っているんだから、騒音の検査をもう一回してください。それで、その結果に基づいて、みんなで協力し合って、施設局に要望に行くなりしたいと思いますので、よろしくお願いします。 林道については、18路線の中で規制をかけているのが、地域改善対策事業で指定した箇所だけを規制かけているよね。これはどうしてですか。予算をもらうときは、地協に来て、こういう要望をしますけ、協力してくださいということを行政から要望に来て、規制をかけるときは地協に相談もなし、何の相談もなしで、法律が切れたから、もう地協やら関係ないというように考えているんですか、行政は。 ○議長(田中勝馬君) 三隅副町長。 ◎副町長(三隅忠君) ただいま原田議員から御質問がありましたように、当時の状況といたしまして、地協のほうに御連絡をしていってなかったというのは事実でございます。この件につきましては、前回も指摘をいただきましたので、その件につきましては地協のほうに、こういう形で今、町のほうでやっておりますという御報告だけは差し上げたところではございます。 それと、今原田議員が言われましたように、なぜこの1路線だけなのかという事情でございますが、前回御質問も受けて、回答もさせておりますが、当時のいろいろな状況がございまして、その路線のみに条例を適用して、看板を立てたという状況ではございました。 御指摘を受けまして、今現在といたしましては、町長の報告にもございましたように、現状といたしましては、大型車も通っている状況もございます。この件につきまして、条例の見直し等も考慮するために、調査のほう入らせていただいているというところでございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 条例からいくと、林道は1年間に1回か2回、草刈りをしないといけないよね、はっきり言って。条例うたっている、これ。それをしていないんだから、みやこ町は条例を違反しているということよ。 それやったら、今回、条例何ぼ出た。19条例を改正したやろう。そういう改正する必要ないでしょう。こういうのを全うに行政が条例どおりにしていきよってというんやったらわかりますよ。それをしてないで、何で19も条例改正しないといけないの。私はそういうの意味がないと思いますよ。 同じ住宅にしてもそう。町長が言うこと、町が住宅建てかえするから、建て増しした分については、町がしたというけど、条例にはそれ書いていますか、これ。 何で私、これ出したかといいますと、町民が行政に相談事来るでしょう。各担当、どこでも来ますよ。来たら、条例がこうなっていますと帰しますよね、できませんちゅうて。行政がすることはできるんですか。そうでしょうが、それを言いたいんよ、俺は。 町民が来たら、町民の方にもちゃんと条例を見せて、こうなっていますけど、これはこうしますとか、それを建て増しした分について、撤去して出るという条例になっていますけど、撤去できない人もおると思う。おらんやったら、その入っている方が死ぬまでそのままにしとかないけないんでしょう、はっきり言うたら。そんなことできないでしょう。また、上荒谷団地は地域改善対策事業じゃないですか、建ったの。 多分そうですが、私が言うことね、予算をもらうときは、ため池しようが、道路つくろうが、何をつくろうが、地協に来て、こういう要望したいですけ、どうですか、ひとつ協力お願いしますというて来よったやないですか。法が切れたら、そういうことも何も、地協に報告があったように私聞いていませんし、それはお互いに昔のコミュニケーションでね、私は大事なことと思う。 町営住宅にしてもそうよ。地域改善対策事業があってこそ、旧3町も相当の事業ができたと思うんですよ。これがなかったら事業できてないと思いますよ。それで町民みんなが潤うたんやから、なくなったからって、地協に補助金何ぼかやりよるから、それでいいやないかというもんじゃないと私は思います、人間として。町長、どう思いますかね。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 議員のおっしゃるところ、多々私も理解しておりますので、その辺、改善と改良しながら、さっき指摘があったところも、そういう条例で欠けているのであれば、その辺もこれから明記をしていかなきゃいけないかなというふうに思っております。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 町営住宅の件についてですけど、町営住宅も、同じ町営住宅、長屋であろうが何であろうが、建て増ししたところは、条例どおり撤去するという、するのが私は当たり前と思うんですよ。町がやるから撤去しないでいいとか、入っている人に迷惑かけるからというが、誰も一緒ですよ、それは。そうでしょう。町民から、町営住宅入っている人から、建てかえんでもいいぞと言う人もおるかもわかりませんよ。そうでしょう。何のための条例があるか。私はそう思うんですよ。 だから、町営住宅、条例どおりいくんやったら、何もかんもみんな条例どおりにいってくださいという、私は。そうしないと意味がないでしょう。これだけは条例ちょっと破る、これだけは条例どおりいきますとか、そういうことじゃどうしようもないと思うんです。どう考えていますか。 ○議長(田中勝馬君) 三隅副町長。 ◎副町長(三隅忠君) 先ほど議員がおっしゃるとおりに、みやこ町の条例におきましては、入居者が増改築をしたものにつきましては、入居者の費用で原状回復、また撤去をするというような規定になっております。 ただ、この件につきましては、前回も全員協議会等で御説明をさせていただきましたが、起因となるものが、町の事情によって退去をしていただくというところがございましたので、これにつきましては町で負担するべきというところで、今対応させていただいているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 説明したら、いろいろ言い方もあっても、逃げ方もありますよ。しかし、私は頭悪いかしらんけど、行政が条例どおりやることについては、私はいいと思いますよ。なぜかというと、この住宅の増築についても、一軒家の住宅の建て増しした分については個人でのけなさいとか、この問題も私は6月のとき言うたんやから。林道にしてもそう、6月のとき言うた分やから。しかし、条例どおりできてないから私言いよる。 仮に林道、椎ノ木林道、門を閉めているが、それで今行ってみなさい。木が枯れて、車も通られませんよ。火事があったときどうしますか、そうでしょう。そのために条例に、1年に1回か2回はちゃんと木を切って、いつでも、火事があろうが何があろうが対応できるために条例つくったんでしょう。それやったら、その条例どおりしてもらわな。 それ絶対、そのようにしてください。そうしないと、地域改善対策事業でした事業全部、資料出させますよ、私は。それだけ皆さんに、行政には地域改善対策事業有効に使って、事業のできる形で有効にしましょうということで、部落解放同盟行橋・京都地協も一生懸命になって、職員も協力しているから、地域改善対策事業にしたって、事業のやり直しについては、こういうことをやりますという報告ぐらいしても、私はいいと思います。今後そのように気をつけてやってください。 給食センターについてですけど、何で私はこれを聞いたかというと、生徒数は年々減っていきよると思うんですよ。減っていってないかね。平成29年と30年の生徒数言うて。 ○議長(田中勝馬君) 川寄学校教育課長。 ◎学校教育課長川寄光一郎君) ただいまの質問にお答えします。 大変申しわけありません。29年度末時点での給食の配食に対応する児童生徒数の資料を持ち合わせておりませんので、また調べて報告させていただきます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) これ質問したのは、生徒数は年々減少していきよるわけよ。経費は毎年上がっていきよるわけよ、どんどん。だから質問しよるわけ。生徒数が少なくなれば、その分、嘱託職員も首にしないと思うんですよ。人件費はどんどん上がっていきよるんですよ。 みんな、私が質問したら、うそと思っているかもしらんけど、書いてきています。平成25年度から30年度の決算、ちゃんと書いてきていますよ。そしたら、年々上がっていきよるわけよ。生徒数が、児童数が少なくなってから、当然、嘱託職員、パート職員さんたちも辞めていただかないと、人件費だけ上がって、町の持ち出しが多くなるんやないですか。違いますかね。 ○議長(田中勝馬君) 川寄学校教育課長。 ◎学校教育課長川寄光一郎君) ただいまの質問にお答えします。 議員がおっしゃったように、ここ最近、人件費につきましては、若干ですが増額となっているのが現状です。どうしても給食のつくる人数が減ったといいますか、現在つくっている、31万食ぐらい給食をつくっておりますが、その配食する数がもう少しふえない限り、人件費についてといいますか、今の現状の1日1,500食をつくるためには、最低の人数で今雇っておるということで、効率的な仕事ができないために、人件費が上がりぎみになっているんではないかなというふうに分析はしております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) それと、町長にお願いがあるんですけど、給食センターには運営委員会というのがないよね。設けてないやろ。設けています。メンバーはどういうメンバー。 ○議長(田中勝馬君) 川寄学校教育課長。 ◎学校教育課長川寄光一郎君) ただいまの質問にお答えします。 学校給食の運営に関しまして協議をするために、学校の、小学校、中学校の校長、あと養護の教諭、あとPTAの代表、そのほか教育事務所の先生などを含んで、運営委員会というのを開催しております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 議会からは誰も入ってないんですか。どうしてですか。 ○議長(田中勝馬君) 川寄学校教育課長。 ◎学校教育課長川寄光一郎君) ただいまの質問にお答えします。 現時点では、運営委員会の委員の中に議員は含まれておりません。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 予算の使うていい悪いという採決は議員がするんやからね。議員が入って一緒に審議するのが、私は当たり前と思うんですけど、今後、町長と話し合って、議会からも1人か2人ぐらい入れるような配慮をしてほしいと思います。町長、どうですかね。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) これは教育委員会の問題ですけども、どういうふうにしたらいいのか、ちょっと検討したいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 検討して、また教えてください、結果についてはですね。 職員採用については、もう町長さんから報告があったように、今回初めてみやこ町も実施したということやから、これをまた途中で変えるようなことのないようにちゃんとしていかんとね。してみたら、悪かった、また変えるとか、そうことのないようなことをしてもらわんと、その都度その都度変えていってもろうても困るし。 自分の考えについては、頭昔かもしらんけどね、筆記試験して、ある程度の点数とって、それから面接して採用というような形が、自分の考えとしては理想と思うけど。今は、町長が説明した、面接が先で筆記試験後と。そうしないと、みやこ町に受験者が少ないという理由だ。それだけみやこ町が、受験者が少ないということは、みやこ町はそれだけ魅力がないということですよ。 町長がいつも口癖言うように、日本一元気な町にするんやったら、もう少し魅力のあるまちづくりしたら、今までどおりの試験でも職員の応募はあると思うんですよ。ことし初めてやったんやから、あと何年か続けてやってみてください。それで、どうでも結果悪かったら、またもとに変えても、職員の採用については、私はそう言いませんし。 それと、議長、この中に入ってないけど、ちょっといいですかね。(「はい、どうぞ」と呼ぶ者あり)指名のことやけど、これを出した後に町民が言ってきたんやけど、九千何百万円で落札した業者が、900万の仕事の指名に入ったと言いよったですがね、そういう、みやこ町はランク制がないんですか。 ○議長(田中勝馬君) 三隅副町長。
    ◎副町長(三隅忠君) 申しわけございません、ちょっと急な御質問で、手元に資料がなかったものですから、今の案件について、入っていたかどうかという、私どもとしての確認がとれておりませんので、また確認をして御報告をさせていただければと思います。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 前の、自分が現役というか、4年間のブランクありますけど、その前のときの業者のランク表については、土木、建築、水道、別々に分けちょったんや。今回の、ことしのランク表見たら、土木、建築全部一緒に、Aランク、Bランクつけていますね。つけているやろう。わしがもらったのは、ついているもん。持っていますよ。 ○議長(田中勝馬君) 三隅副町長。 ◎副町長(三隅忠君) 今議員のほうから御質問がございましたが、これにつきましては、今も別々のランクとなっておりまして、ホームページのほうにも公表はさせているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) わしが持ってるのは、俺がつくったのか。それしか考えられんやろう。 ○議長(田中勝馬君) 三隅副町長。 ◎副町長(三隅忠君) 申しわけございません、1度、議員がお持ちの資料を後で確認をさせていただいてもよろしいでしょうか。お願いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) そういうこと、別々にAランク、Bランクで指名組しているというんやったら…… ○議長(田中勝馬君) 三隅副町長。 ◎副町長(三隅忠君) 申しわけございません、私の勘違いだと申しわけないんですが、今議員の申されたのは、指名を組むときにランクでやっているのではないかと、それともランク制だけの表じゃなく、指名を組むときに、それぞれA、Bというふうにランクで指名をしているのではないかということでございましたか。 申しわけございません、私が勘違いで、ランク表のことと思っておりました。今議員が申し上げるとおり、指名につきましては、一定額を超えますと、AはAランク、BはBランクという形で、各ランクごとに指名のほうさせて──済みません、一般競争につきましては、以上のように分けた形でさせていただいております。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 今度、持ってきて見せてやるわ。ことし、おたくが出したんやから。公募型にしたときに出したものをもらったのだから。今までランクどおりしよる人が、突然やめたりしたり、指名組というのは、自分たち議員として口出してはいけないことですけど、町民が泣くことは議員として黙って見ておられませんので、そこ了解してください。そうしないと、自分たちも町民の代表として議場に出ちょる以上は、町民を平等に、業者に対しても平等に扱ってほしいと私は思っておりますので、こういう質問したんです。 議長、済みません、最後に。これをもって、私の一般質問を終わらせていただきます。どうも本当に長時間ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(田中勝馬君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日は、これにて散会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) 異議なしと認めます。 なお、この後、3階会議室において議会運営委員会が開催されますので、御参集をお願いいたします。時間は12時といたします。よろしくお願いします。 これにて本日は散会といたします。お疲れさまでございました。午前11時50分散会──────────────────────────────...